140文字じゃ我慢できない好きなものについて

2018年映画ベスト10+王 ~アクション大作も社会派映画も最高だったよねスペシャル~

こんにちは!

レベッカ(@revy_ca f:id:revyca:20180520165253p:plain)です。

今年は人生で一番映画をみた1年となりました。

その数なんと!

260本!!

(劇場鑑賞数:97本 / 家での鑑賞数:163本)

いや~~KINENOTEで年間200本とか300本とか見てる人たちをながめては、すげ~な~なんて思っていたけど……いけちゃうもんだねえ……。(遠い目)

これだけ映画をドンドコ見てたら読書量とか減ってるかも……と思いきや、去年より増えてるという。

小説や新書は30冊ぐらい、マンガは600冊ぐらい読んでました。

インプットがさらなるインプットを呼ぶというか……映画見てると関連する本とかマンガとか読みたくなるんですよね。

そんでマンガとか本読んでると、関連する映画が見たくなるという楽しい堂々めぐりイヤーでした。

いかん。前振りが長くなってしまった。

今回は、「#2018年映画ベスト10+王」をブログでもサクッとご紹介しようと思います。

毎年のことながら、10選するのにめっちゃ迷ったので、迷ったほど面白かった作品もご紹介しています。

あと今年は選びきれない!という想いが溢れ出た結果、王枠を設けました。

全部大好き過ぎて順位とか選べないので、公開順で並べています。

上にあるやつほど配信サービス・レンタル等で簡単に追いかけられます( ゚∀゚)o彡°シュシュッ

では、どうぞー!!

シェイプ・オブ・ウォーター

シェイプ・オブ・ウォーター (字幕版)

アカデミー賞作品賞を受賞したことでも話題になった一作。

ギレルモ監督作品はもとより大好きなのですが、とくにこの監督の「社会に居場所がない人たち」の描き方が本当に大好きで……。

この作品は、そんな思いと一緒に、この世のギレルモ監督が大好きなものをギュッと凝縮しながら作り上げた感じがすごく伝わってきて胸がいっぱいに。

詳しい感想はこちらにも書いているので、もしよかったらどうぞ。↓↓

いま、なんとなく生きづらいと感じている人も、そうでない人も見て欲しい名作です。

原作は、マイケル・シャノンが演じる悪役ストリックランドがしっかり描かれています。こちらも大変オススメ!

レッド・スパロー

レッド・スパロー (字幕版)

ジェニファー・ローレンスがロシアのスパイを演じた本作。

これでもかとジェニファーの高い演技力を堪能できます。

さらには、脚本・演出、そしてサブキャラもみ~んな良い。とにかく良い。

タイムラインであまり話題にならなくて寂しかったけど、私の性癖にはドンズバズンドコな作品でした。

詳しい感想はこちらにも書いているので、もしよかったらどうぞ。↓↓

アクションよりは、キャラクターの葛藤や心理戦が好きな方にとくにオススメの一作です。

君の名前で僕を呼んで

君の名前で僕を呼んで コレクターズ・エディション (初回生産限定) [Blu-ray]

今年の映画で、おそらく一番心奪われた一作。

とにかく登場人物全員が教養高く、何気ない会話のひとつひとつからキャラクターの感性があふれでています。

この映画をきっかけに、もともといつか読みたいと思っていた古典名作に手を出しはじめました。(ダンテとか)

詳しい感想はこちらにも書いているので、もしよかったらどうぞ。↓↓

あと、ダンテの感想が気になるという方はこちらもどうぞ。※この映画とはさほど関連ありませんw↓↓

あとこの作品で良かったところといえば、ティモシー・シャラメというみずみずしくも気高い才能と出会えたこと。

エンドロール間際の彼の表情は何度見ても脱帽。マイ・ベスト新人男優賞。

原作も大変オススメ。最後の一文は深く心に刺さります。

アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (字幕版)

大大大好きなMCU最新作。

アイアンマンからしっかり劇場で追いかけ続けているので、本作は大変な衝撃でした。

まずはこれだけのキャラクター&ストーリーを魅力的にまとめあげたルッソ兄弟に感謝を。

そしてサノス、おめーこの野郎マジ許さん。

キャップ派なので、MCUでは「ウィンター・ソルジャー」が一番のお気に入り。こちらもルッソ兄弟の手腕が光っています。

ブリグズビー・ベア

ブリグズビー・ベア (字幕版)

・好きなものを好きで居続けること

・好きなものを作ることに全身全霊を傾けること

そんな大切さを教えてくれる大傑作。

幼い頃に誘拐された主人公ジェームズ、25年もの間、誘拐犯が作ったオリジナル教育番組「ブリグズビー・ベア」に夢中になる日々だった。だがある日、誘拐犯は逮捕され、もとの家族の元に戻ることになるが……。

という、パンチが効いたあらすじだが、そこから繰り出される「好きなもの」への純粋な想いに、いちオタクとして涙せずにはいられませんでした。

主人公ジェームズはもちろん、友人のスペンサーや妹のオーブリー、さらには刑事のホープおじさんも一緒に、好きなことを通して成長する姿はまさに「青春映画」そのもの。

なにかに夢中になったことがある人にぜひ見てもらいたい一作です。

ルーク・スカイウォーカー役でおなじみマーク・ハミルがこれまたいい味を出してます

ウインド・リバー

ウインド・リバー(字幕版)

アメリカ居留地で見つかった少女の死体をめぐる社会派サスペンス。

アメリカという巨大な国の闇を、地に足のついた緻密な脚本と演出で描いた名作です。

ちなみに居留地(保留地)というのは、ネイティブアメリカンの人々が住む地域。

「アメリカ人」の支配を受けないための土地は、反面、無法者たちの魔の手も届きやすくなり……という、ね。

本作は、おなじくアメリカ国境の暗部を描いた名作『ボーダーライン』の脚本家テイラー・シェリダンが監督・脚本どちらもこなしています。

いや~~やっぱり脚本だけでなく監督(演出)もできるタイプの方の映画ほんっっと好き。

映画に隙がなくて、集中して見れるものが多い気がするんですよね。

あとMCUでもおなじみのふたり、ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの劇中コンビもすごく良かった。

ふたりとも大作も社会派もどっちもいけるんだなと改めて実感しました。

あとジョン・バーンサルの使い方が最高なので、ファンの方は必見。

ミッション・インポッシブル:フォールアウト

ミッション:インポッシブル フォールアウト (字幕版)

前作MIRNがアクション・キャラクター・ストーリーすべてにおいて最高すぎたので、今作はどうなる!?とちょっとだけドキドキしながら見に行ったのですが、まったくの杞憂でした。

相変わらず誰にも真似できないアクションを自らこなすトム・クルーズ……ほんと好き……。

もう物心ついたころから大好きなので、一生好きなのだと思います。

ただほんと危ない。ほんとにヒヤヒヤする。本作では見事骨折してるし、長生きしてください(T_T)

トムの特別なファンでなくとも、ラストの死闘のあとのトムの表情には、みんなきっとノックアウトさせられるはず。

MIシリーズ最初から見るのはめんどくさいけど、評判いいし手を出してみたい!というひとは前作のローグ・ネイションだけでも見ておくと◎

オーシャンズ8

オーシャンズ 8(字幕版)

何周したかわからないくらいオーシャンズシリーズはもともと大大大好きでして。

それをサンドラ・ブロック(めちゃ激推し)とケイト・ブランシェット(激推し)が中心となって全員女性でやるとかーーーーーおもしろくないわけないーーーーーーー^^と思って全力待機していた本作。

予想以上の出来に、この世にサンドラとケイトをもたらした世界に感謝。

サンキュー、ゴッド。

映画のテンションは全然ゆるゆるというか、心地よく力が抜けていて、まさにオーシャンズシリーズにふさわしい出来。

昔、死ぬほどヘビロテしていた『チャーリーズ・エンジェル(ディアスとバリモアとルーシーのやつ)』にある心地よさがあった。

全人類見て……ポップコーン食べながら見て……🍿

ちなみに今までのオーシャンズシリーズを見てなくても全然楽しめますので、安心してご覧ください

Love,サイモン 17歳の告白

Love, サイモン 17歳の告白 (字幕版)

残念ながら日本での劇場公開はなかったのですが、「デジタル・ロードショー」という形でAmazonなどの配信サービスでの公開にいたった本作。

も~~これ劇場で公開しないとか日本(T_T)そういうとこやぞ日本(T_T)(T_T)

なんにしろ無事に字幕付きで見れてほんとに良かったです。

もともとは、ジュラシック・ワールドで見かけて以来、地味~に追いかけているニック・ロビンソンが主演ということで、見たいな~と思っていた本作。

ちなみにあらすじはこんな感じ。↓

主人公は自身をゲイだと自覚している高校生のサイモン。

なんでゲイだけ仰々しくカミングアウトとかしなきゃいかんのだ……なんてモヤモヤ考えつつ、家族や仲良しの友人たちと平和で穏やかな日常を送っていたが……!?

自分は何も変わってないのに、周りが変わることが怖いという気持ちは、どんな人間であれ等しくもつ感情だと思う。

そしてそんな悩みは、自分らしくあることと同じくらい大切にしていいと思う。

大切な友人がいるすべてのティーンに見て欲しい名作青春ロードムービーです。

原作の翻訳者さんインタビュー、読み応えあります。

ちなみに、『Love, サイモン』みたいな青春映画が好きな人は、Netflixオリジナルの『好きだった君へのラブレター』もめっちゃオススメ!!!

いい歳して青春モノが大好きなので、きっとババアになっても好きなんだと思う。

青春は永遠。

ザ・プレデター

ザ・プレデター (字幕版)

2018年映画ベスト10、最後の1作はこちら!

そう、まさかのザ・プレデター!!!

いや~~ね、まさか公開前はこの作品がベスト10に入るとは思いませんでした。

SF好きの父の影響もあり、幼い頃からSFアクション映画が大好き。金曜ロードショーとTSUTAYAでは90年代のSFアクションを何度も何度も何度も見ました。

そんな思い出のどツボをついてくるのがこの作品。

まさに「クソ面白いエンタメ映画」として最高の出来で、鑑賞後の満足感がハンパないのです。

主人公が戦いに臨む仲間たちとめぐり合うシーンでエンタメ映画の良し悪しって結構決まる気がするんだけど、この映画はそこが文句なしに最高でした。

さらには、これでもかと発生するブロマンスの嵐に窒息するかと……楽しくて笑える90年代のお手本みたいな映画です。全人類ご覧ください。

いままでのプレデターシリーズは見てても見てなくても楽しめます!

2018年映画ベスト(王)

さて、2018年映画ベスト、今年は満を持して王枠が登場。

そうです。今年はあらゆる王たちが大暴れし、映画界を飛び越えて社会現象ともいえる影響を世界中の人々とわたしにもたらしてくれました。

そもそも10選とか見た数に対して枠が少なすぎるよ!!!!となったわたしは、大好きなぬまがさワタリさんが「第王位」を設けていたことに感動し、この度のベスト映画選出に王枠を設けた次第です。

ちなみにぬまがさワタリさんのベストも素晴らしいので、ぜひこちらからご覧ください。↓↓

さて、それではレベッカの「王」の発表です。

どうぞ~!!

ブラックパンサー

ブラックパンサー (字幕版)

世界で社会現象を巻き起こしたといいっても過言ではない本作。

昨今ハリウッド界隈では「ホワイトウォッシュ」なども大きな問題となっていた中で、彗星のごとく現れた名作です。

我らが陛下ブラックパンサーも活躍しますが、何よりも私が心奪われたのが、そう、マイケル・B・ジョーダン演じる麗しくも哀しい悪役キルモンガー。

詳しい感想はこちらにも書いているので、もしよかったらどうぞ。↓↓

ブラックパンサーは単独で見ても楽しめなくはないですが、やはりMCUを一通り流してから見るのがオススメ

ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

学生時代、誰もがJ-popやアイドルにハマるなか、ひっそりと洋ロックにハマっていたわたしにとってクイーンは青春でありました。

そんなクイーンの、フレディ・マーキュリーの伝記映画が公開されるとあって予告編の時から首を長くして待っていた本作。

最高の最高の最高の極み。

仲間って最高だよね?音楽って最高だよね??Queenって最高だったよね???

という製作陣の強い想いにボコボコのボコにされました。Queenは最高です。

最後のライブシーンは、感極まり過ぎてずっと泣いててね。

ライブシーンだからめっちゃ鼻すするの我慢してたけど、みんな泣いてたから最後は思う存分鼻すすりました。

2回シネマシティの極爆で堪能したけど、2回とも温かい拍手の中、上映が終了しました。

ちなみになぜ「王」枠かというと、もちろん、Queen(女王)だからです。

バーフバリ 伝説誕生 完全版 & バーフバリ 王の凱旋 完全版

バーフバリ 伝説誕生(字幕版)

バーフバリ2 王の凱旋(字幕版)

ヘッサァー!

この記事を書く前に映画の半券を掘り返していたのだけど、なんと2018年の映画初めは『バーフバリ 王の凱旋』でした。

え……ていうかすでに3年ぐらい王の民な気分だったのだけど、まだ1年経っとらんのかい!!!!こわい!王こわい!!!すき!!!!!

ツイログで自分のTwitterをたどったところ、どうやら評判から「伝説誕生」をAmazonプライムでレンタルし、その面白さにその日のうちに映画を予約し、「王の凱旋」をみにいった模様。

清々しいほどに王の威信にやられてる!!!

いやほんと、こんなエンタメ超大作、めったにない。

なんかね、見るとすごい健康になった気がするのです。すごい。

2作目の王の凱旋なんてもうすごいどころの騒ぎではなく、わたしこれ年明け早々に近所の映画館に見に行ったらおっさんとふたりっきりでしたからね。(まだバーフバリが流行る前だった)

あの大作を、あの航海シーンを、おじさんとたったふたりで受け止めたからね。

いま見たら全人類と頭割りできるから、まだ見てない民はいますぐ見て。そして王の民になって。

え??2作で5時間超えじゃねーか!?だって???

じゃあダイジェストここに貼っとくから、ね。

これ見たらすぐ王の凱旋みても大丈夫だから。見て。

2018年映画ベスト10にいれようか迷った作品たち

10選するにあたり、わたしを悩ませた名作たちを公開順でサラッとご紹介。

ほんとにどれも面白かったので、見ようか迷ってるならとりあえず見ることを強くオススメします。

キングスマン:ゴールデン・サークル

ジャコメッティ 最後の肖像

パディントン2

ジオストーム

スリービルボード

グレイテスト・ショーマン

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ

さよならの朝に約束の花をかざろう

15時17分、パリ行き

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

ラッカは静かに虐殺されている

女は二度決断する

レディ・プレイヤー1

リズと青い鳥

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

モリーズ・ゲーム

犬ヶ島

恋は雨上がりのように

ファントム・スレッド

デッドプール2

レディ・バード

万引き家族

オンリー・ザ・ブレイブ

カメラを止めるな!

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

アントマン&ワスプ

クワイエット・プレイス

search/サーチ

ヴェノム

GODZILLA 星を喰う者

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ

ROMA/ローマ

アリー/スター誕生

以上!

2018年映画ベストでした。

あ~~今年はマンガと書籍でもベスト記事作ろうと思ったけど、映画だけでだいぶ力尽きました……。

だってこれもう1万字も書いてるのよ……。でも楽しかったからいっか。

また2019年もたくさんのステキな映画に出会えますように☆彡

それでは(。・ω・)ノ チャオ~!