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2018年1月公開の映画の感想をお送りするよ!キングスマンGC、ジオストームなど

こんにちは、レベッカ(@revy_ca f:id:revyca:20180520165253p:plain)です!

2018年は映画を観たら1行でも良いから感想を書こうと思い、張り切って新年を迎えたわけですよ。

ところがどっこい、年始の休みもフル活用し、気づいたら42本も映画観てました。

さすがに観すぎだよ!!

とはいえ、劇場で観たものはそんなに多くないので、チェックだけして見逃したものも含め、2018年1月公開の映画をちょっとした感想とともにサラッと振り返ります。

感想をしたためるにあたって、予告編と公式サイトも再チェック。

じつは予告編すら観てなかった作品もあって楽しかったので、予告編も一緒にまとめました。

今後の鑑賞の参考にどうぞ!

2018年1月公開の映画(鑑賞済み) の感想

キングスマン:ゴールデン・サークル

マシュー・ヴォーン監督への感謝と憎しみが渦巻く中、鑑賞を終えた一作。

相変わらずアクションはキレッキレです。

ジュリアン・ムーア演じる悪役ポピーが最高に狂ってて良い。

前作『キングスマン』のサミュエル・Lジャクソン&ソフィア・ブテラも良かったし、悪役が良い映画は名作が多いですね。

エグジーがハリーのために想いを吐露したシーンは、セリフ、シチュエーションともに腐女子のわたしの心を見事爆散させてくれました……。

ありがとう、マシュー・ヴォーン……だが、許さん。

そうそう、映画で巨○を見つけては周りに言わずにおれない性格なのですが、キングスマンGCでも見つけました。○根警察なめんなよ。

ヒントはグレーの山並み。正解はぜひ本編を観て探してみてください👍

山並み事情が気になった方はぜひこちらも。

映画における例のシルエットの真相をまとめている記事です。

へ~!あのシーンそうだったんだ!と納得。おもしろいですw

ジャコメッティ 最後の肖像

なかなか絵が描き終わらない話なので、重たい芸術映画なのかと思いきや全然。

むしろ軽快で楽しいくらい。

キャスティングも最高で、どんどんキャラたちが愛しくなってきます。

とくに、主人公の美術評論家を演じるアーミー・ハマーと、ジャコメッティを演じているジェフリー・ラッシュがとても良いです。

美術周りもすごいです。アトリエもそっくり。

ジャコメッティは劇中で常に絶望したがってるんですよね。

わたしも美大にいたからよくわかる。

精神が堕ちていくと筆はすすむ。周りもそういう人多かったなあ。

公式サイトも細かい動きが可愛いのでぜひ。

映画『ジャコメッティ 最後の肖像』(Final Portrait/原題)

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男

無性に映画が観たくなった仕事帰りに、上映時間のタイミングが良かったので鑑賞した一作。

もともとコレクション(ファッションショー)を観るのが好きな方ですが、「ドリス・ヴァン・ノッテン」は先進的でありながら、伝統的なアートを生かした芸術性をもち、美術鑑賞ばりに濃厚なショーを楽しめます。

靴もとって良い。この刺繍のクオリティ、ため息ものです。

予告編をみてピンときた人は一見の価値ありですよ!

映画を観て一着ぐらい……って軽い気持ちで調べたらスカートで15万、ジャケットでその倍とか、だよねーー!

そういえば、初めてヒューマントラストシネマ有楽町で観たのですが、作品ラインナップも相性いいし、足が伸ばせる席がちゃんとあったのが◎。

ついでにトラスト系の会員カードも作ったので、今年はたくさん通う劇場になりそうです。

パディントン2

なんとジャパンプレミアに見事当選し、有給をとって生ヒュー・グラントを拝んできました。

応募したときはヒュー・グラントの名前だけ確認して秒速で申し込んだので、当日、ヒュー・ボネヴィルも一緒の来日と知ってびっくり。

見出しにイギリス人の皮肉がきいてます。ふたりが仲良しだからこその物言いですね。

やばい!『ノッティングヒルの恋人』じゃん!!と大興奮。

さらに嬉しいことに、司会者の方がノッティングヒルの恋人の話題を出すという神展開に。

撮影当時、ふたりでふざけあった裏話なんかも聞けて最高の思い出になりました。

じつは結構前からファンだった斎藤工(ヒュー・グラント演じるブキャナンの吹替キャスト)も生でみれて大満足。

ヒュー・グラントと斎藤工の吐いた二酸化炭素を同時に吸ってしまった。ヒエ~!

肝心の本編ですが、めっちゃおもしろいです。

とてもバランスのとれた映画で、笑いあり、感動あり。

シリーズの2作目とはなりますが、こちらからみても大丈夫です。

家族みんなで楽しめる思うので、ぜひご家庭のテレビで素敵な団らんを!

ジオストーム

自然災害と人工衛星を相手に、ジェラルド・バトラーがその身ひとつで立ち向かうというトンデモ気象パニック映画。

そう、みなさんご安心ください。

わたしたちが観たいジェラルド・バトラーがここにいます。

日本のテレビでは、B’zを起用した予告編がさらにトンデモ感をマシマシにして話題に。

土曜プレミアム感がすごい。(褒めてる)

予告編を観てもおわかりのように、ツッコミどころ満載ですがだからこそとにかく面白い。

地上波初放送の日には、きっとバトルシップ並に盛り上がることでしょう……!

2017年にあったバトルシップ実況祭り、ほんと楽しかった。

ネタバレありの感想も当時ふせったーにサラッと書いたので、興味のあるかたはそちらもどうぞ。

ざっくり、キャスティングがいいんだよねって話です。

ダークタワー

イドリス・エルバとマシュー・マコノヒーがライバル同士なんて観るっきゃねえ!!と大興奮で劇場に足を運んだところ、まさにドンピシャの映画でした。

お気にいりのキャストだったこともあってわたしはホイホイ釣られましたが、ぶっちゃけ中身にはあまり期待しなかったんですよね。

でも思ったより全然面白かったので、SF冒険ファンタジー好きにもぜひオススメしたい作品です。

主人公が10代なので、プロモーションのやり方切り替えて小中高生にもっと観てもらえるような予告もつくって欲しかったなあと。

とはいえ予算は限られていると思うので、難しいですね映画のプロモーションは……。

だからこそ、こういう人にもオススメだよ~!はなるべく言うようにしようと思いました。

ちなみにダークタワーは話題になったホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』と同じ、スティーブン・キング原作。

ITを観た人は「お!」と思うシーンも。

若い子が不安に押し潰されそうになる中、自分を信じて頑張る姿も似ています。

いや~~しかしながらイドリス・エルバに2丁拳銃もたせるとか正気じゃないですね。

自分の力を信じきれなくなって憔悴している姿も含め、ちょいちょいその色気に殺されそうになります。

しかもそんなイドリスをいたぶる麗しきマシュー……。

どいつもこいつもどうかしてるよ。ほんと、ありがとうございます。

2018年1月公開映画(未鑑賞)への期待と妄想

みるぞー!!と意気込んでまんまと見逃した映画もまとめました。

レディ・ガイ

ミシェル・ロドリゲス主演、さらにシガニー・ウィーバーまで出ているという豪華キャストのトンデモ性転換映画。

予告も見る限りだと面白そうなのに、公開劇場が少ないのと評判がイマイチということもあってグズグズしていたら見逃してしまいました。

どうやら百合展開があるくさいので、そこだけでも拝みたい。

ブリムストーン

西部劇は結構好きなのですが、時代背景的に女性が主人公になるとしんどくなりがち。

とくにブリムストーンは予告編も血みどろなのでちょっと尻込みしているうちに見逃してしまいました。

もっと爽快に女性が暴れまわる西部劇も観たい!

「Time’s Up」運動の影響もあって、多様性のある映画にお金が集まりやすくなったハリウッド。

「#MeToo」に続くセクハラ糾弾運動「Time’s Up」とは? マドンナやハル・ベリーらがSNSで反応 (2018/01/11) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

きっと今後はそんな映画もたくさんみられるかなあと、今後に期待です。

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生

「弱視の主人公を支える陽気な相棒」という構図を予告編から嗅ぎ取ってしまった一作。

しかしながら公開劇場の少なさも相まって見逃してしまいました。

改めて公式サイトをチェックしたら、ヒロインよりも陽気な相棒が上にキャスト掲載されていたので大いに期待。レンタル配信はよください。

ガーディアンズ

ザ・ロシア版『アベンジャーズ』。

予告編を観るかぎりだと、CGのクオリティも悪くなさそうなんですよね。

キャストもロシア人ばかりで、お姉さん方がやたら美しいです。さすが美人大国ロシア。

映画クラスタ界隈でも話題になってたので、どうしようか迷ってたら結局見逃しました。

近所の映画館でやってたのに……くうう……。

デトロイト

デトロイトで実際に起った暴動をもとにした映画で、女性初のアカデミー監督賞をとったことでも話題となったキャスリン・ビグロー監督作品です。

ハート・ロッカー』でアカデミー監督・作品賞を受賞したときは、元旦那のジェームズ・キャメロン監督作『アバター』と一騎打ち!なんて話題にもなってました。

とんでもない元夫婦だ……。

つくる作品のジャンルが異なるのもまたすごい。

この『デトロイト』もアカデミー賞最有力作品としてプロモーションをかけていましたが、まさかのノミネート0(ゼロ)という結果に。

ノミネートされなかったことで、逆にめちゃくちゃ観たくなりました。

メインキャストのひとりであるウィル・ポールターは、自分の役柄が悪辣すぎて演じるのが辛く、とうとう撮影中に泣き崩れてしまったとか。

それを聞いてちょっと尻込みしてしまったのですよね……今度こそ腹をくくって観よう。

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以上!

いや~書いた~~。

1月はまだアカデミー賞ノミネート作品の上映も少ないし余裕っしょ、って思った自分が甘かった。

でもここで書いておくと、リアル生活で人に映画をすすめるときにスラスラ話せて良いということにも気づけました(^o^)イエーイ!

今後も備忘録をかねて、ぼちぼち感想を書き溜めたい所存です。

次は2月公開の映画たち。

アカデミー賞ノミネート作品もあるので書くのが楽しみだな~。